問題なのは風邪などの原因である
「冷え」です。
風邪に対して処方される漢方薬に「葛根湯」がありますが、その成分は葛根、麻黄、生姜、大棗、芍薬、桂枝、甘草など体を温める成分が配合されています。
身体が温まるので汗が出始めて肩こりや頭痛が改善されるという仕組みです。
他にも、下痢や湿疹、蕁麻疹などにも効果が期待できます。
漢方薬は健康に関心、興味がある方や関係者の方が身体や薬を勉強して知識を深めていくうちに必ず行き着くものです。なので、すでにご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、自分や家族、知人などの体調管理に気を配っている方やこれから色々覚えて行きたいとおもっている方々用に書いていきますので自分のペースでご覧ください。
他にも「葛根湯」の効くとされている病名がありますので下記に箇条書きしておきますね。
漢方薬の専門書にも書かれているのでお時間があるときは読んでみてください。
もちろんこれらの病気に罹患されている方はしっかり病院で治療を受けてくださいね!
・気管支炎
・肺炎
・扁桃炎
・結膜炎
・涙のう炎
・耳下腺炎
・中耳炎
・蓄膿症
・口内炎
・乳腺炎
・ハシカ
・水痘
・肩コリ
・五十肩
・リウマチ
・湿疹
・ジンマシン
・高血圧
・夜尿症
他の動物と人間の大きな違いはたくさんあるかもしれませんが、人間には動物のような体毛がありません、現在は元々熱帯地方で人類が誕生したと推測されているようですが、言い方を変えると暑さには耐性があるが寒さには弱いとも言えます。
確かに冬になると風邪や肺炎、脳卒中や心筋梗塞、高血圧などの循環器の病気が多発しますね。他にもガン、腎臓病、糖尿病、膠原病など死亡率もこの寒い時期に上がります。
一日の中で一番気温や体温が低下するのは午前3~5時ですがこの時間帯が一番死亡率が高くなるのは皆さんご存知だったでしょうか?
また、喘息やアトピー性の皮膚炎による痒みがでるのもこの時間ですね。
原因は体温が低くなると栄養物質や老廃物の処理が上手くいかなくなり、血中に老廃物がたまるからです。
そして「冷え」は「ガン」の原因になるというお医者様もいらっしゃいます。
もし「冷え」がガンの発生要因ならば身体中どこにでも発生する可能性があるとも言えるのではないでしょうか?
ただし、これには例外があります
皆さんは胃ガンや大腸ガンなどの言葉を聞いたことがあると思いますが、心臓ガンとか脾臓ガンって言葉をどこかで聞いたことがありますか?
多分、聞いたことがないと思います。
ではなぜ無いのでしょうか?
端的に言うとこの二つは発熱量が多い臓器だからです。
では逆にガンができやすい臓器はどこでしょうか?
それは先ほども出てきた胃や大腸、食道、子宮、卵巣、肺といった「管腔臓器」と呼ばれるものです。管腔臓器というのは内部が中空になっているので温度が低い臓器のことです。
胃ガン
大腸がん
食道ガン
子宮ガン
卵巣ガン
肺ガン
これらはよく目にする病名ですよね。
「冷え」というのは自分たちが思っているほど恐ろしいものなのです。
次は「冷え」の原因を見ていきましょう
・下半身の筋力不足
・ストレスによる血行不良
・冷房の効きすぎによる影響
・間違った入浴方法
・薬の飲みすぎ
・身体を冷やす食べ物や食べ方
などがあります。
一番下の身体を冷やす食べ物は陰性食物のことですので過去の記事を参照してくれればより理解が深まると思います。
体を温める食べ物、冷やす食べ物
http://yorozuyanews.blogspot.jp/2017/12/blog-post_28.html
次回のブログ記事では上記についての記事を書きますので興味がある方は是非ご覧ください!
ではでは